医学と健康と・・・3
今日は、感染症のケースに戻りましょう。
もしも発熱した患者の体温が低下し、それが抗生物質の効果によるものならば、概ね問題はなかったと言えるでしょう。
しかし、抗生物質が効いていないにもかかわらず、解熱剤のために体温が低下しているのだとしたら、どうだろうか。
発熱の原因を除去する薬が効いていないにもかかわらず、解熱剤のために体温は低下し、免疫機構の働きは抑えられてしまいます。
単純な風邪だったはずなのに、免疫機構が働かないため、いつの問にやら脳髄膜炎を併発し、最悪の場合には痴呆になる可能性すらある。
発熱をどう読むか、体温の低下を何の徴候と判断するのか、という問題は、事実上、個々のケースによります。